Hello Android 2:Hello Worldを作ってみる

・・・と言っても、HelloWorldは日本語のページが用意されています。なので、公式のHelloWorldでは書かれていない事を中心に書いていこうと思います。
AVD(仮想Android)の作成
まずはAVD(Android Virtual Device)なるAndroidの仮想OSを設定します。通常はこの仮想OS上でデバッグをおこないます。コマンドプロンプトを起動して、Android SDKのをインストールしたフォルダ配下のToolsに移動します。ここで”android create avd –target 2 –name my_avd”と入力するとAVDが作られます。パラメータ無しでandroidと指定するとGUIが起動するので、私としてはGUIを使うのがお勧めです。
GUIを起動してVirtual Devicesを選択して、Newボタンをクリックします。表示されたダイアログから、AVDの名称、Androidのバージョン、使用メモリ、画面サイズなどを指定してCreate AVDボタンをクリックします。これでAVDが作成されます。作成したAVDを選択してStartボタンをクリックすると、AVDが起動します。
作成したAVDを初めて起動する時には、相当に時間がかかります。何分と言うレベルではなく、何十分も待つ事になるので気長に待ってください。

Hello Android 1:SDKのインストール

いままでスマートフォンを避けて来たのだけれど、IS03の発売を記念してAndoroid Programmingを始めてみようと思う。
Androidの開発者向けの情報はAndroid Developersにあります。幸いな事に一部の情報は日本語で提供されているので、あまり躓かずにスタートできると思います。
まずは開発環境の構築です。
Android用のアプリケーションは原則としてJavaで開発します。そのためにJDKの5.0または6.0が必要です。OracleのJavaホームページからJDKをダウンロードします。ここではJava SE JDK 6 Update 22を使う事にします。インストーラをダウンロードしたら、jdk-6u22-windows-i586.exeを実行しWizardに従ってインストールしていきます。
Android用の等号開発環境には原則としてEclipseを使います。ダウンロードサイトには様々な開発言語に合わせたパッケージが用意されていますが、あまりオオーバースペックなパッケージをダウンロードすると重たさに苦鳴をあげることになります。ここは無難にEclipse IDE for Java Developersあたりにしておきます。EclipseのインストールはダウンロードしたZIPファイルをインストール先のフォルダに解答するだけです。解凍後にEclipse.exeを起動すると開発環境が立ち上がります。
続いてAndroid SDKをインストールします。Android SDK ダウンロードページからWindows用のZIPファイルをダウンロードします。ダウンロードしたZIPファイルをSDKのインストール先フォルダに解凍し、SDK Manager.exeを実行します。あとはWizardにしたがってインストールするだけです。
android_sdk_install
最後にEclipseにAndroid用のプラグインをインストールします。Eclipseを起動してメニューの”Help->Install New Software”を選択して、表示されたダイアログの”Work With”にプラグインのダウンロード元URLとして”https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/”を入力すると、名前にインストールするプラグインが表示されます。表示されたプラグインにチェックを付けたら、ウィザードに従って次に進めていってください。
eclipse_plugin
Pluginのインストールが終わったら、Eclipseを再起動してください。Eclipseのメニューの”Window->Setting”を選び設定画面を開きます。Androidという項目が増えているので、Android SDKのインストール先フォルダを指定して適用します。
eclipse_setting
以上で開発環境の準備は完了です。