CDN(Cloudflare)を導入しました

サーバーをScaleWayに移したものの、データセンターがEUにあるため、どうしてもレスポンスが遅いという欠点がありました。昨日からCloudflareの無料CDNを導入して、レスポンスの改善を図っています。

従来はサーバにpingを打っても応答に200ms以上かかっていましたが、CDNを経由したことにより5msに軽減されています。これで、コンテンツがCDNにキャッシュされている限りにおいては、ほぼ国内データセンターと遜色ないレスポンスになっているかと思います。

以下は導入の手順。
Cloudflareのサイトで新規にアカウントを作成します。

CloudflareのCDNに登録するサイトのドメインを入力します。

DNSへの登録内容が解析されるので、暫く待ちます。

DNSの登録内容解析が終わりました。

料金プランを選択します。
無料枠で使用するなら「Freewebsite」を選択します。

ドメインの名前解決に使用するプライマリ/セカンダリDNSを、指定されたサーバーに変更します。DNSの変更方法は、ドメインを取得したレジストラにて確認して下さい。

DNSの変更を行った後は気長に待ちます。何時間か経過すると各ぶりバイダなどにキャッシュされているDNS情報が更新されてCloudflareのCDN経由で接続するようになります。

Outlook上で検索してもメールやメールアドレスが見つからない

Outlookの検索機能はWindows OSの提供するファイル検索機能を使用しています。何らかの理由でWindowsの検索用インデックスが破損していたり、あるいはインデックスの収集が行われていないと、Outlookの検索機能も動作しなくなります。

Windowsの検索機能はコントロールパネルの「インデックスのオプション」から設定出来ます。

「インデックスを作成する対象」のリストから「Microsoft Outlook」を選択して「詳細設定」のボタンを押して下さい。ここで「再構築」ボタンを押すと、既存のインデックスデータを破棄して再作成を開始します。

もしインデックスを作成する対象のリストに「Microsoft Outlook」が表示されていないなら「変更」ボタンをクリックして下さい。「インデックスが作成された場所の変更」のリストにチェックを付けると、インデックスを作成する対象としてリストに表示されます。

インデックスデータの再構築には暫く時間がかかります。半日ほど電源を入れたままにして様子を見て下さい。次第にきちんと検索にひっかかるメールの数が増えていくはずです。

Outlookを起動すると「このフォルダのセットを開けません。」と言うエラーになる

Outlookを起動したときに、下図のように「Microsoft Outlookを起動できません。Outlookウィンドウを開けません。このフォルダーのセットを開けません。予期しないエラーが発生しました。」というメッセージが表示されてOutlookが起動しなくなる場合があります。

これはOutlookの既定のpstファイルが壊れたり、あるいは設定中にエラーが発生したことにより既定のpstファイルが設定されていない事が原因でおこります。

コントロールパネルにあるユーザーアカウント→Mail(Microsoft Outlook ~)を開いてください。

すると次の様な画面が表示されるので、データファイルのボタンをクリックします。

次の様な画面が表示されます。既定に設定されているデータファイルが無い場合には、適当なデータファイルを選択して「既定に設定」して下さい。

既定に設定しようとしてもエラーとなる場合には、データファイル自体が壊れています。この場合には修復ツールを用いて、データファイルのエラーを修復します。修復するには「C:\Program Files\Microsoft Office\root\Office16」のフォルダにある、SCANPST.EXEを起動して、データファイルを選択します。

データファイルの大きさにもよりますが、修復には数時間~半日ほどかかります。急ぎ送受信だけでも可能にしたい場合、既存のデータは後日に修復してImportする物と割り切り、新規にデータファイルを作成して既定に設定する方が良いでしょう。

フリマでの収入にかかる税金について

メルカリなどのフリマアプリの売上が想定外に大きくなってしまったので、年末調整前に調べ物。

自宅の不要品をフリマで売却している分には譲渡所得あたるので、取得として申告する必要は無い。

ただし一個で30万円を超えるような高額商品については、雑所得または事業取得として申告する必要がある。転売目的で仕入れた物を売却している場合も、雑所得または事業取得として申告する必要がある。

譲渡所得と見なされる範囲でもあっても、販売した物件の目録(物品名、販売金額、売却先)などは整理しておこう。と言うのも、メルカリなんかは、一端はポイントの形で一定額貯めた後、銀行などに振り込んで現金化するというプロセスを踏む。したがって銀行の入金記録上で30万円を超えた場合に、それが1回の取引による入金なのか判断出来なくなってしまう。ログインして取引履歴を確認すれば良いかもしれないが、書類として手元に残した方が良いだろう。

また送料などの領収書は、経費を証明するためにも手元に保管しておこう。結局の所、納税の必要があるか否か、最終的に判断するのは税務署だからだ。当人が雑所得のつもりでいても、毎年売上を上げ続けたりすれば税務調査が入る場合もあるだろうし、そのときに事業取得として見なされる可能性も無くはない。

もっとも我が家程度の収入で、税務調査が入ることなど絶対にない・・・と思いつつも、うちの親(個人事業主)は税務調査で上げられているからなぁ。

apt-get updateに異常に時間がかかる場合の対処法

Ubuntu 16.04LTSのapt-get updateに異常に時間がかかるので調べてみると、どうもIPv6周りの挙動に問題があるらしい。

apt-get -o Acquire::ForceIPv4=true update

上記のようにコマンドラインオプションを指定すると、強制的にIPv4を使用して接続させることが出来る。
私もこれで問題が解決した。

だがしかし、私は忘れっぽい性格なので、毎度コマンドライのプションを指定するというのは頂けない。
その場合は「/etc/apt/apt.conf.d/99force-ipv4」と言うファイルを新規に作成し、ファイルに下記の内容を記載する。

Acquire::ForceIPv4 "true";

これで都度オプションを指定せずとも、毎回IPv4を使用して動作するようになる。

参考:Force Apt-Get to IPv4 or IPv6 on Ubuntu or Debian