Microsoft Flowを使ってみた

遅ればせながらMicrosoft Flow(現在ベータ)を使ってみた。Microsoft Flowは簡易なスクリプト言語でOne DriveやFacebook、Google Drive等多様なWEBサービスと連携してするプログラムを簡単に作ることができる。例えば「自分のBlogを更新したら、更新内容をTweetする」って具合の事が、下図のようにシンプルに実現できる。

rss_tweet_flow

同様のコンセプトのサービスにはIFTTTがありますが、条件分岐を記述できたり、一つのレシピの中で3つ以上のサービスを連携できる点でIFTTTよりもプログラミング言語っぽく、より自由度も高そうです。

Kaspersky Password Managerを使ってみた

LastPassの更新が近いことも有り、別のパスワード管理ツールとしてKaspersky Password Managerを試してみた。残念な事にKaspersky Password Managerは日本語対応していない。だが今現在自宅ではKasperskyをウィルス対策ソフトに使っているので、ブランド統一できたらよいなと言う感じ。

結論としては・・・LastPassの方が一日の長があるよね。

KasperskyはユーザーIDやパスワードの自動入力出来ないWEBサイトが目立つ。正式に日本国内でサポートしていないこともあるのだろうけど、むしろIDやパスワードが入力されないサイトの方が多く感じたくらい。

二つ目の問題として、管理しているIDの一覧性が極めて悪い。画面に表示されるのは十数行しかない上に、検索ボックスもないので素早く該当のIDを探すのはほぼ無理。
Kaspersky_Password_Manager

と言うわけで、再びLastPassユーザーに戻りました。

Windowsストアアプリが起動しない時の対処

フォトを初めとする、初期インストールされていたWindowsストアアプリが一切起動しなくなってしまった。起動すると「このアプリを開けません。フォトで問題が見つかりました。修復または再インストールについてはシステム管理者に問い合わせて下さい。」と表示される。
いくつかのサイトを参考にした結果、以下のような対応を試してみた。

WSRESETの実行

管理者権限でコマンドプロンプトを開き、WSRESET.EXEを起動する。WSRESETはWindowsストアの機能を初期化するコマンドです。これで復旧する例もあるようですが、復元しませんでした。

sfc /scannnowの実行

sfcは誤ってシステムファイルが変更されたりファイルが壊れてしまった場合、WindowsUpdate等の実行時に自動的に作成されているバックアップファイルを使用して、システムを復元するコマンドです。ですが特に異常は見つからず、状況は変わりませんでした。

dism /online /cleanup-image /restorehealthの実行

dismはWindowsを複数台にインストールする場合などに、OSの構成を自動化するためのツールです。コントロールパネルの「Windowsの機能の有効化または無効化」が対応します。この修復機能でWindowsの機能の有効化が上手く出来ていない場合には正常に戻るはずです。ですが特に異常は見つからず、状況は変わりませんでした。

Get-AppxPackageの実行

Powersehllを管理者権限で開き「Get-AppxPackage -AllUsers| Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register “$($_.InstallLocation)\AppxManifest.xml”}」を実行します。「Get-AppxPackage」はインストール済みのWindowsストアアプリを列挙するコマンドです。続く「Add-AppxPackage」で列挙したWindowsストアアプリを再インストールしています。
このコマンドを実行するといくつか「リソースが現在使用中であるため、パッケージをインストールできませんでした。」「新しいバージョンが既にインストールされていたため、パッケージをインストールできませんでした。」「パス ‘C:\AppxManifest.xml’ が存在しないため検出できません。 」と言ったエラーが表示されます。「もしやこのエラーが・・・と思ったのですが」詳細を調べてみると原因ではなさそうです。この方法でも状況は変わりませんでした。

システムの復元

システムの復元はWindows Updateやアプリケーションのインストールが行われる前に、自動的に作成されるレジストリ及びファイルのバックアップです。コントロールパネルの「システム」から「システムの保護」を選び、システムの復元ボタンを押して起動します。・・・ですが、残念な事に途中でエラーが発生して復元することが出来ませんでした。

システムの再インストール

残る手段はシステムの再インストールです。Windows 10ではスタートメニューの「設定」から「更新とセキュリティ」を選び「回復」タブを選択すると「このPCを初期状態に戻す」と言う項目があります。これを開始すると「データを残したまま再インストールする」か「データも破棄して再インストールする」かを選べますので「データを残したまま再インストールする」に進みます。以前のOSよりも手軽に再インストールできるようになっているのは良いのですが・・・これって解決方法じゃないよなぁ。

ウィルス検体の提出方法

最近はウィルス添付されたメールが、ウィルス対策ソフトをすり抜けてくることが珍しくない。他のユーザーのためにも、気がついた時点でウィルスの検体を送付するようにしている。そうすれば少なくとも数日内にはウィルス検出パターンが更新されたときに検出されるようになるので・・・。
私が提出先にしているいくつかのセキュリティベンダーでの提出方法を記載しておきます。怪しいファイルが送られてきたときには、是非みんなで送付しましょう。

トレンドマイクロの場合
トレンドマイクロ製品のアクティベーションコードまたはシリアル番号、あるいは法人ユーザーのアカウントとパスワードが必要になります。

法人契約の場合はVirus Support Webにて手順が示されています。こちらの方法は事前にアカウントを作成しておく必要があります。
もしくは疑わしいファイル(ウイルス検体)の調査依頼方法の手順にそって問い合わせフォームから検体をアップロードします。こちらの方法はアクティベーションコードが必要です。
個人ユーザーの場合はウイルスバスター ヘルプとサポートから問い合わせすることになります。

カスペルスキーの場合
My Kasperskyにログインして、マイカスペルスキーサポートへのお問い合わせからリクエストを送信します。

Symantecの場合
次のURLからウィルス検体を送信できます。Symantecの素晴らしいところは、Symatec製品のユーザー以外でもOKなところ。
ウイルスサンプルの提出

Virus Totalを使う場合
VirusTotalと言うサイトにファイルをアップロードすると、様々なウィルス対策製品でウィルスとして検出されるか確認することが出来ます。同時にこのサイトにアップロードした検体はVirusTotalと契約している他のセキュリティ団体にも共有されるようになっています。実際にいくつの団体とデータを共有しているかは明記されていませんが、検体の提出にも繋がります。