Windows Vista以降のドライバのアンインストール

Windows Vista以降のOSではDriverStore(C:\Windows\System32\DriverStore)という特殊なフォルダにインストールしたドライバのコピーが保管されており、ハードウェアが接続したときにこのフォルダからドライバが検索されインストールされます。そのためdrivers(C:\Windows\System32\drivers)からファイルを削除したり、デバイスマネージャからドライバをアンインストールしただけでは、再起動時にドライバが再インストールされてしまいます。コンピューターに一度インストールしたドライバを完全に削除するには、pnputilコマンドを使ってDriverStoreからドライバを削除する必要があります。
まず最初に管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

pnputil -e

そうすると以下のように現在DriveStoreに登録されているドライバの一覧が表示されます。
画面に表示される一覧からアンインストールするドライバを特定したら、以下のようにコマンドを入力してドライバファイルを削除します。

pnputil -d oem3.inf

デバイスマネージャ上で使用されているドライバは削除できないので、事前にデバイスマネージャもしくはdevcon.exeを使用してドライバをアンインストールするのを忘れないでください。