不要になったホームページの閉鎖のしかた

不要になったホームページを閉鎖する手順を記した良記事。
ドメイントラブルを防ぐ、Webサイトを正しく閉鎖する方法

一時期にはキャンペーンサイトなど安易に期間限定でドメインを取得してしまうWEBサイトが多数あったが、最近は問題点が知れ渡ったのか大分減ってきた。取得してしまったドメインを方々に迷惑を掛けることなく、キチンと止めるのはとても面倒なのである。

まとめるとこんな感じ。
1.閉鎖したドメインで一定期間は閉鎖の案内を表示するか、あるいは新URLへの転送を行う。
2.HTTPリファラーをモニタリングして、可能な限りリンク元URLに対して変更依頼を行う。
3.閉鎖するドメインへのアクセスがほぼ無くなったのを確認した後にWEBサーバーを廃止。
4.WEBサーバ廃止後はDNSからレコードを削除。
5.WEBサイトを閉鎖した後もドメインは更新し続け手放さないのが理想。

.NET Coreで実行可能ファイルを作る

最近はちょっとしたプログラムを作るときに.NET Coreコンソールアプリケーションを選択するようにしている。今のところ実際にLinuxで動かすような機会はないが、クロスプラットフォームに出来るからだ。ただ通常はDLLとしてビルドされるため、PCに詳しくない人には起動手順を説明しにくい。

第三者向けにインストーラを作成して使用手順を書こうとした時に、ふと.NET Core 2.2からはDLLではなくて、実行ファイル(EXEファイル)としてビルド出来ることを思い出した。第三者向けに配布するなら実行ファイルとしてビルドしておいた方が便利そうだ。

コマンドラインから実行ファイルを生成するのは以下のように”-r win-x64 –self-contained true”指定するだけである。

dotnet publish -c release -r win-x64 --self-contained true

win-x64はRID(Runtime Identifier)でビルドするターゲットとなるプラットフォームを示します。linux-x64とかwin-arm64などと指定すれば異なるOSやCPUアーキテクチャをターゲットとしたバイナリを簡単に作れて便利です。

URL:
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/deploying/deploy-with-cli
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/core/rid-catalog