「Evernote ベーシックの仕様変更について」というメールが・・・

「Evernote ベーシックの仕様変更について」というメールが・・・Evernoteのアプリケーションをインストールできる端末が1アカウント辺り2台までに制限されるとのこと。サービスの収益化はフリーミアムモデルの難しいところだよね。気持ちは分かる。今まで一切の広告を廃して頑張ってたものなぁ。

Evernoteアプリケーションを減らして、EvernoteをWEBブラウザから利用することも出来るのだけど、WEBブラウザのEvernoteは何故か日本語入力が正常に機能しなかったりしたこともあったので難しいよね。しかも同類のサービスはMicrosoft OneNoteやGoogle Keepと色々増えている。Google Keepはこないだちょっと使ってみて、意外に使いにくかった上にChromeから呼び出さないと起動できなくなるらしいので、One Noteに移行かなぁ。しかもOneNoteInporterと言う便利なデータ移行ツールもあるようだし・・・。

You have already activated rake 11.2.2, but your Gemfile requires rake 10.5.0.と表示される

Octpressでrake generateを実行したところ、下記のように「You have already activated rake 11.2.2, but your Gemfile requires rake 10.5.0.」とエラーが表示された。

$ rake generate
rake aborted!
Gem::LoadError: You have already activated rake 11.2.2, but your Gemfile requires rake 10.5.0. Prepending `bundle exec` to your command may solve this.
/home/knarita/octopress/Rakefile:2:in `<top (required)>'
/var/lib/gems/2.1.0/gems/rake-11.2.2/exe/rake:27:in `<top (required)>'
(See full trace by running task with --trace)

Gemfileで要求しているrakeのバージョンよりも、インストールしているrakeのバージョンの方が新しくなってしまったのが原因のようだ。本来ならOctpressを新しいバージョンのrakeで動作するように修正すべきところなのだろうけど、rakeのコマンドラインオプションで使用するrakeのバージョンを指定することでも対応できる。下記のようにrakeのパラメータに「_10.5.0_」と必要なバージョンを指示すればよい。

$ rake _10.5.0_ generate

WSUSの管理コンソールに接続できない

kanriconsole「WSUS 管理コンソールは、リモート API 経由で WSUS サーバーに接続できませんでした。 」と表示されて、Windows System Update Service(WSUS)の管理コンソールに接続できなくなった場合の対処方法です。

表示だけの問題であれば「%appdata%\Microsoft\MMC\」の下にあるwsusファイルを削除することにより、コンソールの保存される設定を削除することで接続出来るようになります。もしIIS、SQL、および Update Servicesが停止している場合には、サーバー上でこれらのサービスを起動します。それでも接続出来ない場合、WSUSのデータベースが破損している可能性があります。

WSUSはSQLServerでデータを管理しています。この時に使われるSQLServerはOSの機能の一つとして組み込まれているため導入にあたって意識することはありません。OSがフリーズした場合など、SQLServerが正常にシャットダウンできなかった場合は、起動後にデータベースの自動復旧を試みます。自動復旧に極端に時間がかかっている場合や、自動復旧中にエラーが発生すると、WSUSの管理コンソールが応答しない状態になります。

sqlsetuzokuSQLServer Management Studioをインストールして接続先に’\\.\pipe\MICROSOFT##WID\tsql\query’を指定するとWSUSが使用しているSQLServerに接続出来ます。SUSDBと言うインスタンスがWSUSのデータベースです。修復中の場合は気長に待って下さい。修復に失敗している場合には手動で修復を試みるか、WSUSのサービスを再インストールすることになります。ただ・・・現実問題として、DBCC CHECKDBで修復したとしても整合性が失われる可能性が高く、OSのバックアップがない場合にはWSUSサービスの再インストールが現実解になるかと思います。

dbschemaWSUSのサービスを再インストール場合、通常ならばサーバーマネージャーの「役割と機能の削除」からWSUS関連サービスを削除した後、OSを再起動すれば済みます。ですがSQLServerのSUSDBが破損しているため、サーバーマネージャーから削除しただけではデータベースの削除に失敗します。WSUSサービスを削除した後に、SQLServer Management Studioからデータベースを強制的に削除してください。また合わせて「更新プログラムの格納場所」となっているフォルダも削除します。

その後、あらためて「役割と機能の追加」からWSUSを導入すると正常に動作するようになります。もちろん必然的にWSUSの諸設定は失われますので、再度設定し直すことになります。コンピューターも一切登録されていない状態に戻りますが、クライアントPC側で次回WindowsUpdateが実施されるタイミングで再び追加されるので、追加されるのを待つことになります。

クラウドってよくわかないんだけど・・・と言う話を聞いたので

クラウドって何か・・・クラウドって言葉の意味は使っている人ごとに違うので、そりゃ分からないです。
歴史的背景や技術的な遷移、業界事情などを把握して、クラウドなんて表現には惑わされないようになりましょう。

パソコン仮想化(2000~2004年)
クラウドの先駆けとなる技術として、仮想PC技術が広がりを見せます。VMWare WorkstationやVirtual PCなど既存のパソコン上で、パソコンのハードウェアをエミュレーションして、複数のOSを実用的に動作させる事が可能になってきました。この時点で飛びついたのは主にソフトウェア開発者などのエンジニアです。ファイルをコピーする事で他のハードウェア上に移動させたり、保存しておいたり、数時間前の状態に戻したりといった事が容易に実現できるようになりました。これ以前はテストのために何度もOSの再インストールを余儀なくされていたのです。

最初期のクラウド誕生(2003年)
2003年の終わりごろ、クリス・ピンカムとベンジャミン・ブラックはアマゾンのサーバーインフラの将来の展望についての論文を発表した。その論文では新たなサーバーインフラは完全に標準化、自動化され、ストレージやネットワークは最終的にはウェブサービスに依存することになると書かれている。またその論文の終わりでは、企業が新たなインフラ投資として仮想上のサーバーサービスが今後普及する可能性を言及されている。
2004年には極めて限定的な機能ですがAmazon Web Servicesがサービスを開始します。

サーバー仮想化(2004年~2005年)
ハードウェアレベルで仮想化をサポートするための仕組みが提供されるようになり、サーバーにも仮想化が用いられるようになります。VirtualPCを買収したMicrosoftによるVirtual Server、VMWareのVMware ESX、LinuxのXen等がでそろいます。サーバーが稼働しているときCPUは暇をしているので、仮想化を利用してサーバーを集約すればハードウェアコストを抑えられる他、サーバーの異動や再構築がファイルの複製で住むので可用性も向上し運用も楽になりました。

ですが同時に新たな問題が生まれます。規模が小さいうちはエンジニアが手作業で管理していても負荷を一様に分散させたり、負荷の低い物理サーバーを把握したり、またそれに合わせて最適化したりと言った設定を行えます。組み合わせの数は物理サーバーの台数× 物理ストレージの台数×・・・×仮想サーバーの数となるため、規模が大きくなるにつれて、人手ででの管理は到底困難な物になると考えられました。大規模システムを運用するベンダー内部で、これらの管理を自動化する方法(クラウドコンピューティング)が求められるようになります。

HaaS、PaaS、IaaSといったクラウドファームの提供開始(2006年~2010年)
「cloud computing クラウドコンピューティング」という用語の使用は、2006年のGoogleのCEOであるエリック・シュミットが使います。Google App Engine(SaaS) とか、Amazon EC2(HaaS)、Windows Azure(SaaS)と言ったクラウドサービスが出そろいます。

何でもクラウドの時代へ(2010年~2014年)
クラウドコンピューティングが成功を収めたことで、単なる仮想サーバーを提供しているサービスまでクラウド(なんちゃってクラウドと揶揄されたりする)を名乗ります。果てにはインターネットを使ったサービスであれば何にでもクラウドと付けるようになります。結果的にクラウドという用語の意味が曖昧になり、何を指しているのか分からなくなっていきます。クラウドのバズワード化です。

いまでこそ沈静化しましたが、バズワード化した影響で、人によってクラウドの意味が違ってしまっています。PaaSとかSaaS、IaaSといった用語で表現する方が、誤解無く伝わります。相手がクラウド云々言い出したら、何をさしてクラウドと言っているのかまずは確かめましょう。