揮発性ストレージを活用する(Cloud向け開発の覚書き)

クラウドでもオンプレミスでも、仮想OSは物理PCに比較してディスクIOのパフォーマンスが低く、この部分がボトルネックとなりやすいです。そのために頻繁なディスクIOが発生する用途ではパフォーマンスが得られにくいという欠点があります。 クラウド上の仮想マシンでのパフォーマンス改善には、仮想ディスクへのIO負荷を如何に減らすかが、最初に検討すべき重要な要素になります。
仮想PCマシン割り当てられる揮発性ストレージ(EC2では インスタンスストア)を活用できないか検討することをお勧めします。揮発性のため仮想PCが停止した場合はデータが失われますが、専用に割り当てられており、物理PCと遜色ない速度でアクセスすることが出来ます。起動後に必要なフォルダやファイルを作成したり、シャットダウン前や低周期でファイルを退避したり、一手間必要になりますが効果も大きいです。

最初からスケールアウトを考慮する(Cloud向け開発の覚書き )

オンプレミスでは当たり前に使っていたこともあり、 ついリレーショナルデータベースを使いたくなります。リレーショナルデータベースは一貫性を保つために、更新処理を排他的に実行します。頻繁なファイル更新を伴い、広大なメモリ領域を必要とするために、もともと仮想マシンとは相性が悪いのです。
Amazon RDSやAzure SQLでは仮想サーバーと相性の悪いRDBをクラウド上で利用しやすいように最適化しています。ですがスケールアウトにはすぐに限界が来ます。テーブル単位でしか分散できなかったり、無制限にスケールできるというものではないという認識が必要です。
将来的にスケールアウトを考えているなら、最初からスケールアウトに適したテクノロジを採用できないか検討する必要があります。

Windows Updateで繰り返しエラーコード80073701が発生する場合の対処法

Windows Updateで繰り返しエラーが発生する場合の対処法でも直らなかったので、続き・・・

と言うわけで様々な方法を試してみても回復せず。当初80070003だったエラーコードも、対応を続けている内に80073701に変わってしまい、相変わらずインストールできない。そこで、Windows Updateが出力するエラーログを解析して、対処方法の見当をつけることにする。

Windows Updateを実施したときのログはC:\Windows\Logs\CBS\CBS.logに保存されている。エラーが発生するとログファイルも異常に大きな物になっているため、普通にメモ帳では開けない可能性があるので注意。私の場合には1.2GBを超える巨大ファイルになっていた。このファイルの中から「日時, Error~」となっている場所を検索する。

2016-04-12 03:21:12, Error                 CSI    00000017@2016/4/11:18:21:12.414 (F) d:\win7sp1_gdr\base\wcp\componentstore\csd_locking.cpp(324): Error STATUS_SXS_ASSEMBLY_MISSING originated in function CCSDirectTransaction::LockComponent expression: (null)
[gle=0x80004005]
2016-04-12 03:29:39, Error                 CSI    00000018 (F) STATUS_SXS_ASSEMBLY_MISSING #520062# from CCSDirectTransaction::OperateEnding at index 0 of 1 operations, disposition 2[gle=0xd015000c]
2016-04-12 03:29:39, Error                 CSI    00000019 (F) HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING) #519947# from Windows::ServicingAPI::CCSITransaction::ICSITransaction_InstallDeployment(Flags = 0, a = fe9c22555b6f13ab7c014ac3462882cc, Version = 6.1.7601.18658, pA = PROCESSOR_ARCHITECTURE_INTEL (0), Culture neutral, VersionScope = 1 nonSxS, PublicKeyToken = {l:8 b:31bf3856ad364e35}, Type neutral, TypeName neutral, PublicKey neutral, cb = (null), s = (null), rid = [77]"Package_30_for_KB3011780~31bf3856ad364e35~x86~~6.1.1.5.3011780-85_neutral_GDR", rah = [2]"16", manpath = (null), catpath = (null), disp = 0)[gle=0x80073701]
2016-04-12 03:29:39, Info                  CBS    Failed to begin deployment installation for Update: 3011780-85_neutral_GDR [HRESULT = 0x80073701 - ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING]

ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSINGの発生している行を見ると「rid = [77]”Package_30_for_KB3011780~31bf3856ad364e35~x86~~6.1.1.5.3011780-85_neutral_GDR” 」となっており、KB3011780の依存関係を解決する過程でエラーになっていたことが分かる。

どうもKB3011780が正常にインストールできていないことが原因のようなので、「更新プログラムのアンインストール」からKB3011780を探してアンインストールする。KBKB3011780のアンインストール後にWindows Updateから更新プログラムの確認を行うと、先ほどまでエラーになっていた更新に加えてKB3011780もインストールすべきアップデートとして表示されるので、そのままWindows Updateを適用する。

私の場合は先ほどまでエラーになっていた15個に加えて、今アンインストールしたKB3011780を加えた16個が表示され、内13個のインストールに成功。残3個がエラーとなった。OSの再起動後にあらためてWindows Updateから更新プログラムの確認を行い、エラーとなった残3個のアップデートのインストールを試みる。・・・が、再びエラーコード80073701になってしまった。あらためてログファイルを確認する。さっきよりも大分小さい300MB程度になっている。

2016-04-12 12:58:22, Error                 CSI    0000001f@2016/4/12:03:58:22.544 (F) d:\win7sp1_gdr\base\wcp\componentstore\csd_locking.cpp(324): Error STATUS_SXS_ASSEMBLY_MISSING originated in function CCSDirectTransaction::LockComponent expression: (null)
[gle=0x80004005]
2016-04-12 12:58:23, Error                 CSI    00000020 (F) STATUS_SXS_ASSEMBLY_MISSING #31564# from CCSDirectTransaction::OperateEnding at index 0 of 1 operations, disposition 2[gle=0xd015000c]
2016-04-12 12:58:23, Error                 CSI    00000021 (F) HRESULT_FROM_WIN32(ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING) #31449# from Windows::ServicingAPI::CCSITransaction::ICSITransaction_PinDeployment(Flags = 0, a = Microsoft-Windows-RemoteDesktopClient-WinIP-Deployment, Version = 7.2.7601.16415, pA = PROCESSOR_ARCHITECTURE_INTEL (0), Culture neutral, VersionScope = 1 nonSxS, PublicKeyToken = {l:8 b:31bf3856ad364e35}, Type neutral, TypeName neutral, PublicKey neutral, cb = (null), s = (null), rid = [118]"Microsoft-Windows-RemoteDesktopClient-BlueIP-Package~31bf3856ad364e35~x86~~7.2.7601.16415.RemoteDesktopClient81-BlueIP", rah = (null), manpath = (null), catpath = (null), ed = 0, disp = 0)[gle=0x80073701]
2016-04-12 12:58:23, Info                  CBS    Failed to pin deployment while resolving Update: RemoteDesktopClient81-BlueIP from file: (null) [HRESULT = 0x80073701 - ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING]
2016-04-12 12:58:23, Info                  CBS    Failed to resolve item[0] in Package: Microsoft-Windows-RemoteDesktopClient-BlueIP-Package~31bf3856ad364e35~x86~~7.2.7601.16415, Update: RemoteDesktopClient81-BlueIP [HRESULT = 0x80073701 - ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING]
2016-04-12 12:58:23, Info                  CBS    Failed to resolve execution update. [HRESULT = 0x80073701 - ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING]
2016-04-12 12:58:23, Error                 CBS    Failed to resolve execution package: Microsoft-Windows-RemoteDesktopClient-BlueIP-Package~31bf3856ad364e35~x86~~7.2.7601.16415 [HRESULT = 0x80073701 - ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING]
2016-04-12 12:58:23, Info                  CSI    00000022@2016/4/12:03:58:23.948 CSI Transaction @0x1738ce0 destroyed
2016-04-12 12:58:23, Info                  CBS    Perf: Resolve chain complete.
2016-04-12 12:58:23, Info                  CBS    Failed to resolve execution chain. [HRESULT = 0x80073701 - ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING]
2016-04-12 12:58:23, Error                 CBS    Failed to process single phase execution. [HRESULT = 0x80073701 - ERROR_SXS_ASSEMBLY_MISSING]

今度は「rid = [118]”Microsoft-Windows-RemoteDesktopClient-BlueIP-Package~31bf3856ad364e35~x86~~7.2.7601.16415.RemoteDesktopClient81-BlueIP” 」とあります。どうもリモートデスクトップクライアントが正常にインストールできていないようです。RemoteDesktopClient81とあることから、Remote Desktop Client 8.0から8.1へのアップデートが上手く適用できていないと思われれます。KB2803477 Update for RemoteApp and Desktop Connections feature is available for Windowsを先ほどと同じ要領でアンインストールしてから、あらためてインストールし直します。

もういちどWindows Updateを実行した結果、ついに残りのエラーは1個になりました。
OSを再起動して、さらにもう一度Windows Update(何度か繰り返す)・・・・Complete!
全てのWindows Updateを無事に適用できました。

もしWindows Updateで修復不能なエラーに悩まされたなら、CBS.LOGをのぞいてみて下さい。

PS…
Windows 8.1またはWindows 10であれば次のようにdismコマンドで壊れた環境を修復できる場合があるようです。

> dism.exe /online /cleanup-image /restorehealth

残念ながらWindows7ではrestorehealtオプションがありません。エラーを報告はしてくれるが、修復はしてくれないので、手作業でアンインストール/インストールを繰り返す以外にありません。

Windows Updateで繰り返しエラーが発生する場合の対処法

WEBで検索するとWindows Updateで繰り返しエラーが発生する場合の様々な対処法を見つけられるが、特定のセキュリティパッチ限定の方法だったり、汎用性がなかったり、自身が遭遇している問題とは関係なかったりする。そのため適切な対処方法になかなか巡り会えずに、困っている人も多いのじゃないかと思う。

次の手順がおそらく最も汎用性があって、ほぼ確実に不具合を修復出来ると思う。

1. オフィシャルのトラブルシューティングガイドを使う

あいにくと英語のページしかありませんが「I got an error code from Windows Update」と言うページがあります。こちらでOSの種類とエラーコードを入力すると、それに対応した修復手順を案内してくれます。頻繁に情報もアップデートされているようで、これが最も確実な対処法になるとおもう。

2. それでもよく分からない場合は・・・

よく分からない場合には、最も汎用性が高いと思われる、次の手順をお勧めします。
次の操作は管理者権限を持つユーザーで行って下さい。

2.1. OSのシステムファイルを修復する

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/929833
コマンドプロンプトを右クリックして「管理者で実行」を選択します。
コマンドプロンプトが開いたら次のコマンドを実行します。
sfc /scannow
システムファイルの修復が終わったらOSを再起動します。

Windows Updateが異常中断したためにシステムファイルの整合性が壊れたのが原因の場合には、これで直るはずです。

2.2. Windows Updateのバージョンを更新する

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/949104
上のページから使用しているOSにあわせて最新のWindows Update Agentをダウンロードしてインストールします。
インストールが終わったらOSを再起動します。

Windows Updateのバージョンに起因する問題の場合は、これで直るはずです。

2.3. 自動解決ツールを利用する

https://support.microsoft.com/ja-jp/gp/windows-update-issues/
上のページの「更新プログラムのインストールで問題が発生する場合、どうすればよいですか。
」から「Windows Update のトラブルシューティング ツール」をクリックして「WindowsUpdateDiagnostic.diagcab」をダウンロードします。ウィザードに従って次へ次へと進んでいくと、自動的に問題を修復してくれます。
「最新の更新プログラムのインストールに関する問題」が[未解決]と表示されますが、これは未適用のWindowsUpdateがあると言う意味(WindowsUpdateに失敗しているのだから当たり前)なので気にしなくて良いです。
修復が終わったらOSを再起動します。

Windows Updateが作成する作業ファイルや、ダウンロードしたファイルの破損などに起因する問題は、これで直るはずです。

グループポリシーでPCにログインできるユーザーを制限するには

グループポリシーでコンピューターにログインできるユーザーを制限するには、グループポリシーの「コンピューターの構成→Windowsの設定→セキュリティの設定→ローカルポリシー→ユーザー権利の割当→ローカルログオンを許可」の設定を有効にします。

この設定を有効にすると各PCのログインを許可するユーザーグループが全て設定値に置き換えられます。通常は「Administrators、Backup Operators、Power Users、Users、Guest」の5つのユーザーグループが登録されています。このうち「Users、Guest」を除く「Administrators、Backup Operators、Power Users」に加えて、ログインを許可したいユーザーグループをログインを許可するユーザーグループとして登録します。

例えば「ほげ」というユーザーグループにアクセスを許可したい場合には、「Administrators、Backup Operators、Power Users、ほげ」の4つのユーザーグループを設定します。

誤って「Administrators」を設定に加え忘れると、管理者もログイン出来なくなるため非常に困ることになります。気をつけましょう。

locallogon