Microsoft AzureのRecovery ServiceでCentOSを復元したところ、SSHに接続できなくなった。復元後最初の起動時には問題なく接続できるのだが、仮想マシンを再起動するとSSHの認証を通らなくなる。
かなり肝を冷やしたのだが、原因はSSHでパスワード認証を使用していた事と、復元後の再起動時にsshの設定ファイルが初期化されてしまう事にある。sshの設定ファイル(ssh_config)が初期化されることでパスワード認証によるログインが無効にされていた。
次のようなコマンドでRSA公開鍵を使った認証を行うように設定変更して対応した。
$ ssh_keygen -t rsa $ cd .ssh $ cat id_rsa.pub >> authorized_keys
もちろんssh_configを編集してPasswordAuthenticationのコメントを解除し、再びパスワードによる認証を有効にしても良いが、今回は再発の可能性を考慮してRSA公開鍵を使った認証に設定を変更した。