Java Runtimeをグループポリシーで配布するには

JREをActive Dierctoryのグループポリシーで配布する手順をメモ

1. インストーラのダウンロード

Java SEのDownloadサイトからJREをダウンロードする。ダウンロードするファイルはオフラインインストール用の実行ファイル(jre-8u60-windows-i586.exe、jre-8u60-windows-x64.exe)をダウンロードする。配布対象が32bit OSであればjre-8u60-windows-i586.exeだけでよい。jre-8u60-windows-x64.exeに32bit版ブラウザ用のプラグイン等が含まれていないため、64bit OSに配布する場合には jre-8u60-windows-i586.exe、jre-8u60-windows-x64.exeの両方が必要になる。

2.MSIファイルを取り出す

ダウンロードした実行ファイルを起動してインストール確認画面が表示されているときに、C:\Users\ユーザー名\AppData\LocalLow\Oracle\Java\以下を参照するとMSIファイルが作成されます。このMSIファイルをコピーして、グループポリシーからのインストールに使用します。なんと、これ、公式の手順です。「Active Directory を使用する JRE の配備(http://docs.oracle.com/javase/jp/7/technotes/guides/deployment/deployment-guide/install-msi.html)

3.グループポリシーに登録する

MSIファイルが確保できれば後は簡単ですね。クライアントパソコンからアクセス可能な共有フォルダにMSIファイルを配置して、グループポリシーの「コンピューターの構成→ポリシー→ソフトウェアの設定→ソフトウェアインストール」にMSIファイルを設定すれば配布できます。
配布対象が64bit OSの場合は、32bit版のJREと、64bit版のJREの両方をインストールする必要がある事に注意してください。

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