Windows 記憶域プールは使わない方が良い

Windowsの記憶域プールは追加投資無しでRAID0~6相当のドライブを作ってデータを保護でき、 シン・プロビジョニング(後からディスクを追加して容量を増やしたりできる)にも対応している。USB3.0を使用すれば多数のドライブを接続できるし、SSDと併用して高速化もできる。設定もGUIベースで簡単にできる。良いことづくめに見えるが、私は他者に記憶域プールの使用は進めない。

管理機能の不足

Windowsの記憶域プールのGUIは管理機能を殆どで提供しない。異常が発生しても「壊れています」以上の詳細な情報はGUIでは把握できない。標準GUIで把握できない事態に陥った場合には、PowerShellというWindowsの独自言語を使ったプログラミングが必須となる。この時点で初心者はお手上げになってしまう。

復旧機能の不足

致命的なことに復旧機能がほとんど提供されていません。ディスクの異常が発生して修復に失敗してしまうと、記憶域プールに作成した仮想ディスクを破棄して作り直す以外の方法がありません。これはPowerShellを使っても同じで、Repair-VirtualDisk(自動修復を実行する)というコマンド以外に普及方法が提供されていません。
一般的なハードウェアRAIDであれば強制的にミラーを解除して再構成をすることも出来るのですが強制的に解除するコマンドは用意されていないのです。これでは上級者でもお手上げになってしまいます。

RAID1対応のNASでも安いものなら2万円を切る価格(除くHDD)で購入できることを考えると、安価なRAID対応NASを使うほうが良いでしょう。

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