#システム屋限定怪談2017が流行っているようで・・・多少解説など付けてみようと思う。
客先「バックアップ持って西明石6時発ののぞみに乗ったら9時前には東京駅に着くやろ? そっから有明までタクシーで行っても午前中にリストア終わるんちゃう?」
営業「… 専用線との差額を試算して次回お持ちします。」
客先「本気で言ってる?」
営業「え?」
#システム屋限定怪談2017— Ackieee (@Ackieee) 2017年6月13日
物理媒体(HDD)とかに入れて、持っていくとか、郵送するってのは、割とマジである話。Amazonクラウドサービスの標準メニュー(AWS Snawball)にもあるぐらい。実際に1Gbpsの回線を占有して、まる一日頑張っても10TB程度しか送信できない。いかにして大量のデータを素早く送るかってのは大きな問題になる。HDD1台4TBで20台分のデータを持ってけば、移動に8時間かかっても、実質25Gbpsの専用線に匹敵する帯域速度となる。
21世紀に入ってからPC-9821ベースの短波無線でFAX送受信するシステム触ることになった話はもうしたっけ?
A4サイズ一枚受信に30分よ
— 高田園子@アルゴニアン兼CMDR (@noko_takada) 2017年6月13日
短波無線は中継無しで全地球上と通信が出来るメリットがあり、短波無線FAXによる気象FAXサービスとかが広く使われている。世界中の複数のユーザーに同時配信できるので、帯域の狭さはあまり問題視されない。通信機器の小型化などの恩恵もあり、世界中で衛星無線による高速双方向通信が可能になったが、コスト面では依然として高価であり、荒天にも弱い。ランニングコストが安く、荒天下でも使える短波無線は海上通信や僻地での通信用として相応に需要がある。
偉い人「アンチウイルスソフト?が重すぎなんとかしろや!」
ぼく「ソフトは何を使ってるんですか?」
偉い人「McAfeeとウィルスバスターとノートンとaviraってやつで完璧にガードしてるぞ(ドヤァ」
ぼく「」
— かの (@kkanno_p) 2017年6月13日
複数種類のセキュリティ対策ソフトを使うのは有効な対策。実際に新種のウィルスの場合Aソフトでは検出できなくても、Bソフトでは検出できると言うことが良くある。後はメリットとデメリットを天秤にあっけて、何処まで複数種類のウィルス対策ソフトを入れるかという話になる。4種類も入れているというのは、かなりやり過ぎの例。
個人だと市販のウィルス対策ソフト+Windows標準のWindows Defenderのオフラインスキャンを組み合
わせるのがコスト的にも性能的にもお勧め。法人の場合はメールサーバーやファイルサーバーのウィルス対策ソフトと、クライアントPCのウィルス対策ソフトを別の会社のものにするとかが良い。