Windows7以降のOSで、グループポリシーやバッチファイル等から「Windowsの機能の有効化または無効化」を行うには、DISMコマンドを使用します。DISMコマンドはWindows自動インストールキット(Windows AIK)という、Windowsを多数のPCに導入するための支援ツールの一つです。Windowsのインストール支援ツールはOSのメジャーバージョンが変わる度に大きな変更が加えられるのが常ですが、DISMコマンド自体はWindows7以降はWindows 10でも後方互換性は維持されているようです。
現在有効化または無効化されている機能の一覧を得るには以下のコマンドを実行します。
dism /online /Get-Features
特定の機能を有効化するには以下のコマンドを実行します。
dism /online /Enable-Feature /FeatureName:[機能名]
特定の機能を無効化するには以下のコマンドを実行します。
dism /online /Disable-Feature /FeatureName:[機能名]
以下のように機能名を指定すれば、特定機能について有効化されているか取得できますが、%ERRORLEVEL%の値としては取得出来ないようです。
dism /online /Get-Features /FeatureName:[機能名]
また依存関係を自動では解決してくれません。機能Bを有効化するために、機能Aが必要となる場合には、以下のように依存関係を意識して順番に有効化する必要があります。
dism /online /Enable-Feature /FeatureName:[機能A] dism /online /Enable-Feature /FeatureName:[機能B]