OfficeClickToRun.exeで障害が発生して、Officeアプリケーションが強制終了してしまう

Microsoft Excelで特定のファイルを開いたときに、Excelが何のメッセージも出さずに終了指定しまう現象が発生しました。イベントログを確認してみるとアプリケーションにはOfficeClickToRun.exeのアプリケーションエラーが、システムにはMicrosoft Office ClickToRun Serviceが不正終了したエラーが残されていました。

アプリケーションイベントログ

障害が発生しているアプリケーション名: OfficeClickToRun.exe、バージョン: 15.0.4641.1002、タイム スタンプ: 0x53db083a
障害が発生しているモジュール名: unknown、バージョン: 0.0.0.0、タイム スタンプ: 0x00000000
例外コード: 0xc0000005
障害オフセット: 0x00000000
障害が発生しているプロセス ID: 0x1db8
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01d23f9ff27ee023
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\Program Files\Microsoft Office 15\ClientX86\OfficeClickToRun.exe
障害が発生しているモジュール パス: unknown

ClickToRunはOfficeの標準ではインストールされない機能を、必要になったときに非同期的にインストールする機能です。原因はわかりませんが標準ではインストールされない機能を用いたExcelファイルを開こうとすると、ClickToRun Serviceが差分機能のインストールを行おうとして、落ちているのではないかと推測されます。

幸いなことにOfficeの修復インストールを行う事で直りました。Officeの修復インストールの時にはプロダクトIDを求められる場合があるので、事前に用意しておきましょう。

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