250円格安お弁当屋の作り方

確実に売り切れる分しか作らない。欠品による機会ロスを容認し、賞味期限切れなどによる廃棄ロスを最小にすることで、リスクを最小化する。これによってた原価率が高く薄利であっても確実に利益を上げ、継続的に商売を行うことが出来る。
もちろん最終損益をプラスにするだけの最小販売数を売り切れる立地とか、弁当の原価を低く抑えるとか、固定費を抑えることは必要でしょう。でも、もっとも重要なのは売切れる量しかつくらないことで、赤字になるリスクを抑えることだと思う。
一般的な飲食業の原価率は30~40%程度だそうだ。飲食業は売り上げ変動リスクが大きく、売り上げが減少すると、食品の賞味期限切れにより廃棄ロスが急増し、あっという間に赤字になると言うリスクを負っている。そのためどうしても原価率を上げることが出来ないのだ。そこで商売の原則に反して売り切れを認めることで、高い原価率で商売できるようにしたところが凄いのだ。
あるリスクを容認することで、あるリスクを押さえ、新しいソリューションを生み出す辺り、セキュリティの考え方にも近いものを感じて感動した。
#某経済NEWSで「たくさん一度に作るから安く出来るんですよ」などという
#経営者の声を紹介していたけど、んなわけねぇだろ。

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