仮想マシンをバックアップする(Cloud向け開発の覚書き )

最低でも三重にレプリケーションされており物理障害でデータが失われる可能性は非常に少ない。とはいえ、必ずクラウドの機能を使って仮想マシンのバックアップを取得するようにしておく。
クラウドではオペレーションミスによってデータを失う可能性はむしろ高いので注意が必要になる。管理コンソールの操作ミスによって仮想マシンやストレージを削除してしまうのは勿論、仮想OSの操作ミスでSSH接続などリモートセッションの設定を破壊してしまった場合、バックアップした仮想OSを戻す事が出来なければデータ復旧は絶望的になる。
例えば私はLinuxでapt-get upgradeを実施したときに、仮想マシンのエージェントの更新がかかり、操作ミスで設定ファイルを上書きしてしまったことがある。もちろんSSHによる接続は出来ない。クラウドの管理コンソールから新しいSSHキーを設定するも動かず、バックアップされていた仮想マシンをロールバックすることで対応した。

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