低スペックPCを使わせる事の損失・・・

「4年前のPC利用は約35万円の損失」――マイクロソフト「最新PC買った方が得」

古いPC もそうだが、10万円程度の安いPCを買い与えるのも問題で、低スペックなパソコンを従業員に使わせることによる損失というのはすごく大きい。

実際「自宅ならすぐに終わる仕事なのに、会社だとスペックの不足で仕事にならない・・・」等という話をしばしば耳にする。

15万円のPC(Intel Core i5、SSD 125GB、メモリ8GB、モニタ24インチ)を与えれば良いところ、5万円節約して10万円のPC(Intel Celeron、HDD 500GB、メモリ4GB、モニタ17インチ)を使わせる。その結果、例えばファイルを開くのに30秒余計な時間がかかる。

正社員の場合には年収400万円程度でも、間接人件費も含むと時給2,500円程度は支払っている。10秒の人件費に7円。ファイルを開くのに30秒余計に待たせれば20円、一日に20回ファイルを開くな400円、営業日数240日で96,000円になる。5万円の経費節約のために、年間96,000円の無駄なコストを負担し続けている。

もちろん、無闇に高性能なパソコンを買い与える必要は無いが、職務に合わせて最低必要なスペックは考えて与えなくてはならない。

PS1・・・同じ事はインターネット接続でも言える。

PS2・・・参考までに私が見積もるなら、こんな感じ。
CPUを1ランク落としてでも、メモリとSSDを購入した方が、体感速度は早い。
メモリはデュアルチャンネルが有効になるように、必ず2枚となる構成にする。よくよくカタログを見ると8GB x 1枚となっている事があるので注意。デュアルチャンネル有無で20%程度は体感速度が異なる。

事務職・・・15万円前後
CPU:Intel i5
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 128GB
モニタ:24インチ(設置スペースがあるならデュアルモニター)

技術職・・・30万円前後
CPU:Intel i5 又は i7
メモリ:16~32GB
ストレージ:SSD 256GB(容量不足時にはHDDを追加)
モニタ:27インチ(設置スペースがあるならデュアルモニター、2台目は24インチでも可)
GPU:そこそこのものを、機械学習とかするなら高スペックのものを。

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